サービス

ろ過機
ご入浴される方々に快適で清潔にご利用いただけるよう「公衆浴場における衛生等管理要領」では、レジオネラ症の発生事例を踏まえて、入浴に関する設備の衛生管理、構造設備上の処置を十分に行うよう具体的な注意事項が記載されております。
24時間運転しているろ過機
ろ過機の多くは、予め設定された内容で24時間自動運転されております。
例えば、ろ過材に溜まった汚れを毎日決まった時間に逆洗をする機能など、タイマー制御により様々な動作を自動で行っております。
定期的に点検を行わないと、これらが故障をしても気がつかず、結果として大きなトラブルになる可能性があります。

以上を踏まえて、エリアイーストでは以下のサービスを提供しております。

保守点検サービス

点検項目は、ろ過機の構造や付帯設備により異なりますが、少ないものでも30項目にのぼります。
また、点検回数は、ろ過材や配管内の汚れ具合、サイフォンチャッキ弁の清掃や交換を含めた衛生管理の観点から6か月毎の年2回の実施をお願いしております。安心して浴場運営に当たれますよう、年間定期点検契約をお薦めしております。

↑点検リスト例↑

衛生管理サービス

お客様に快適にご入浴いただけるよう日々の衛生管理のお手伝いをいたします。
特に大切な配管洗浄や定期的なろ材交換のご提案させていただきます。

配管洗浄

循環配管の内壁には、ねばねばした生物膜(バイオフィルム)が生成されやすく、レジオネラ属菌の温床になりかねません。
レジオネラ属菌等の増殖を防ぐために生物膜の発生を防止、あるいは除去することを目的に、過酸化水素(または同等品)による循環配管の洗浄、ろ過タンク内の洗浄、連通管や水位計導水管の洗浄も合わせて実施することが重要です。
施設の利用状況により異なりますが、一般的に循環路洗浄は年1回以上実施(エリアイーストでは年2回を推奨)と言われております。

ろ材交換

ろ過された汚れは、逆洗により排出されますが、排出しきれない僅かな汚れが徐々にろ材に蓄積されていきます。
このままの状態を放置すると、やがてろ材が目詰まりを起こし、ろ過や殺菌能力の低下からレジオネラ属菌の発生など
衛生管理上好ましくない状況に陥ります。
施設の利用状況により異なりますが、一般的にろ材の交換は5~7年と言われております。

配管洗浄

・過酸化水素(または同等品)を用いて、濃度2~3%を保ちつつ1時間以上循環。連通管、水位計導水管を合わせて洗浄します。
・その後分解剤を投入し、排水しても問題ないレベルになっていることを確認し排水します。
・すすぎ運転、遊離残留塩素濃度0.4~1.0mg/ℓが保たれていることを確認します。

 

 

ろ材交換

・バキュームによりろ過タンク内のろ材を吸引、排出します。
・支持床硅石(サイズの異なる数種類)、ろ過砂を充填します。
・ろ材充填後、1時間以上ろ過運転(ろ材のすすぎ)、浴槽の汚れ等確認します。